Natural Products Library天然物ライブラリー

ライブラリー紹介

バイオ産業情報化コンソーシアム (JBIC)において、NEDO受託事業「化合物等を活用した生物システム制御基盤技術開発」プロジェクト(2006年度~2010年度)が実施されましたが、本プロジェクトでは、これまで門外不出といわれていた製薬企業等が所有する天然物ライブラリーの提供を受けて約30万の世界最大級の天然物ライブラリーが整備されました。通常は製薬企業等から提供を受けたライブラリーは、プロジェクト終了時に廃棄あるいは返還するのが取り決めですが、一度霧散してしまうと再収集は極めて困難になると考えられたため、プロジェクト終了時の2011年に、整備したライブラリーを継続的に維持管理し、有効活用を図ることを目的として本天然物組合が設立されました。

民間企業の保有する天然物ライブラリーをアカデミアなどが収集する取り組みは、これまでにも複数なされてきましたが、天然物組合では、ライブラリーの提供企業と利用企業が組合員となって、維持管理されている天然物ライブラリーを組合員が相互利用する仕組み作りに取り組んでいるところに大きな特徴があります。

天然物組合が保有する天然物ライブラリーのほとんどは微生物からの抽出物ですが、下の表のように海洋産物からの抽出物や、単離された天然化合物、さらには天然物の誘導体や、合成化合物の中でも各種阻害剤などを集めたライブラリーも保有しています。
これらのライブラリーについては、提供企業から年に数回追加サンプルを提供していただいたり、ライブラリーの入れ換えがあるため、その総数は常に変動しています。

所有者微生物(抽出物)単離天然化合物合成化合物等
JBIC37,7601,19218,240
NITE24,118
企業194,8801,362

総計277,552サンプル (2019年11月現在)

ライブラリー提供企業一覧

エーザイ、オーピーバイオファクトリー、協和キリン、合同酒精、塩野義製薬、第一三共RDノバーレ、日本マイクロバイオファーマ、Meiji Seika ファルマ、製品評価技術基盤機構(NITE)、バイオ産業情報化コンソーシアム(JBIC)